たのしいmicro:bitコンテスト2021

micro:bitを使った物作りコンテストに出場しました。

micro:bitとは….イギリスのBBC(英国放送協会)が主体となって作った、手のひらサイズの教育向けマイコンボードです。英国では11歳〜12歳の子供全員に無償で配布され、授業の中で活用が進んでおり、日本でもプログラミング必修化をきっかけに学校での導入が進んでいるそうです。

事の始まりは、LED内蔵のシガーボックスを作れないかということからでした。といっても電子工学には詳しくないので、お知り合いの「百エデュケーション」さんに依頼しました。
当初は、プログラムLEDテープをボックス内に設置して光らせるものを考えていましたが、相談すると、もっと面白いものも作れると教えていただきました。実際に、ただ光るだけではなく、ドット絵が描画できる素晴らしいものになりました。

この制作に使われたマイコンがmicro:bitです。約4cm×5cmという掌サイズなのに、スピーカー、マイク、明るさセンサー、加速度センサー、磁力センサー、温度センサー、無線通信機能などの機能が盛り沢山。こんなに機能あるの?すごすぎ!と驚いたのを覚えています。

ハードウェア(本体)は百エデュケーションさんに作っていただいたので、僕はソフトウェア(プログラミング)を頑張りました。具体的には、使用する光やドット絵を作り、スイッチを押して何秒後にディスプレイに表示されるかというプログラムを作りました。ドット絵制作もプログラム制作も専用のソフトがあり、直感的に作れます。(ありがたい!)特にプログラミングは、パーツを組み合わせるパズルのような見た目になっています。HTMLなどの専用言語を学ばずとも、遊びの延長で取り組める仕組みになっていて、とても良いなぁと感心させられました。

そんなこんなでプログラムLEDシガーボックス、名付けて「Future Box」が完成。
「コンテストもあるから出よう」と百エデュケーションさんに誘われ、表題のコンテストへ出場させていただきました。結果は優秀賞。十分な評価をいただき、純粋にとても嬉しかったです。

今回はボタンを押すとプログラム開始というシンプルなものでしたが、ゆくゆくは盛り沢山のセンサーを使った仕組みも考えたいと思っています。普段馴染みのないモノづくりの世界にお邪魔したことで、自分の世界がまた一つ広がったように思えました。

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